史跡公園全景

史跡公園の西地区や南地区は一面芝生広場となっており、お天気の良い日は、お友達同士やお子様連れのご家族のレクリエーションの場や年配の方の散歩コースなどで人気です。園内には古墳や復元された弥生時代と古墳時代の竪穴住居などがあります。園内西地区の一角は、古墳の森ゾーンとして若宮1号墳(前方後円墳)をはじめとする若宮古墳群や弥生時代の墳丘墓などをみることができます。また、南地区には下関市椋野から移築された岩谷古墳(円墳)があり石室のなかを見学できます。

竪穴住居(復元)

弥生時代と古墳時代の竪穴住居2棟が復元され、二つの時代の竪穴住居の違いを見学することができます。綾羅木郷遺跡ではいまだに弥生時代の竪穴住居跡が確認されていないため、福岡県行橋市の下稗田遺跡で確認された竪穴住居跡を参考にして復元しています。一方、古墳時代の竪穴住居は綾羅木郷遺跡で確認された竪穴住居跡をモデルとして復元しています。

岩谷古墳(移築)

下関市椋野町にあった古墳時代後期(6世紀後半)の円墳です。昭和45年(1970)の中国自動車縦貫道建設に伴って発掘調査が行われ、最終的に下関市立考古博物館へ移築されました。
古墳の盛り土の直径は約14m、高さは4m以上あったと考えられています。亡くなった人物を埋葬する部屋は横穴式石室となっており、内部を見学することができます。

若宮古墳群ほか

史跡公園(西地区)
若宮1号墳
若宮2号墳①
若宮2号墳②
若宮3号墳
墳丘墓
2号石棺墓

綾羅木海岸を見晴らす史跡公園西側(西地区)には、弥生時代中頃から古墳時代にかけて造られたお墓があります。これらのお墓は弥生時代前期に営まれた綾羅木郷遺跡の弥生集落が途絶えたあとに築かれました。周囲を溝で囲む全長約40mの前方後円墳の若宮古墳(若宮1号墳)は、古墳時代中期(5世紀)頃にこの地を治めていた人物の墓と考えられます。この若宮古墳の周囲には、古墳時代後期(6世紀)頃に築かれたとみられる若宮2号墳・3号墳・4号墳の3基の古墳があります。すべて円墳で若宮2号墳の周囲は溝で囲まれています。また若宮古墳の北側には、重なり合った5基のお墓があります。盛り土があるため墳丘墓と呼ばれます。これらは、弥生時代中ごろ以降、若宮古墳が築かれるまでの間に造られたと考えられています。これらのほかに、石を組み合わせて造った2基の組合式箱式石棺(若宮1号・2号石棺)が地下に保存されています。

史跡公園内ピックアップ写真館

四季折々の景色が楽しめます。