下関市立考古博物館では、平成7年(1995年)の開館以来、「市民が参加し、楽しみながら学習できるワーキングミュージアム」を目指し、さまざまな体験学習を実施しています。

体験学習を実施するうえで、学ぶ、知る、楽しむという大きく3つのコンセプトを設定し、より充実した体験学習となるように日々努めています。

~学ぶ~

体験学習のテーマとなるモノについて、学芸員による解説を聞くことで、知識として学ぶことができます。名前だけなら聞いたことがあるけれど、実はあまり詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。学びの場として、ぜひ体験学習に参加してください。

知る

学芸員の解説を聞いた後で、実際にモノを作ることができます。古代のモノづくり技術の難しさや特徴などについて、自分自身の手で作ることで、見るだけや聞くだけでは気付かなかった発見や驚きもあります。新たな気付きの場として、ぜひ体験学習に参加してください。

~楽しむ~

体験学習を通して、テーマとなるモノについて、興味・関心が高まった方は、下関市立考古博物館の展示を見てみてください。過去に見たことがある展示でも、また新たな視点で楽しむことができると思います。その他にも、勾玉づくり教室の着色などを行い、記念として自分だけのモノづくりを楽しんでもらうことができます。

※そのほかにも、体験学習に安心して参加してもらえるように、以下のように様々な取り組みを実施しています。

勾玉(まがたま)づくり

勾玉

滑石という石材を加工して自分だけの勾玉をつくることができます。 みがきにみがいて世界で一番輝く自分だけの勾玉を目指しましょう。

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土笛づくり

土笛づくり

土笛は、昭和41年に下関市立考古博物館のそばに広がる国史跡「綾羅木郷遺跡」で、日本で初めて発見された弥生時代の土製品です。オリジナルの弥生時代の楽器!?『土笛』をつくって、自分だけの音色を奏でよう‼

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土器づくり

土器づくり

考古博物館のそばに広がる国史跡「綾羅木郷遺跡」から数多く出土する弥生土器は、その特徴から「綾羅木式土器」の名で知られています。約2,300年前の綾羅木郷台地の弥生人が作り使った弥生土器を自分の手で再現してみませんか。

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竪穴住居模型づくり

古代の住居、竪穴住居について、復元された竪穴住居を見学した後、ミニチュア住居模型を製作し、竪穴住居の構造や特徴について学ぶことができます。実物の2分の1サイズの竪穴住居組立て体験は現在休止しています。

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土器文様ペンダントづくり

綾羅木式土器(弥生土器)に見られる文様を粘土に刻み、オリジナルのペンダントを作ります。ペンダント以外にもオーナメントやコースターなど、ぜひ自分だけの土器文様プレートを作成してみてはいかがでしょう 。

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